「負けず嫌いに火がついて、勉強に身が入りました」
Q.滝中学を目指した時期と理由を教えてください
滝中学は自宅から近く、父と祖父の母校だったので、物心ついた頃から漠然とここに通うんだと思っていました。父と将来の話になった時、医師の仕事に興味があったので、私のめざしている夢を叶えるにはどうしたらいいかを聞きました。父が「中学から私立に進めば、その夢に近づきやすくなるかもしれないね」とアドバイスをくれて、私立中学をめざそうと決めました。6年の春に学校見学に行ったとき、伝統のある素敵な校舎を見て、あらためて滝中学に入りたいと思いました。また近所の幼馴染のお兄さんや、習い事が同じだったお姉さんも滝中学に進学していました。話を聞くと学校生活がとても楽しく充実していると言っていたので同じ学校に通いたいと思いました。
Q.受験勉強で心が折れそうになったことはありますか?どうやってそれを乗り越えましたか
もともと勉強が好きで、名進研の授業が面白かったので、受験勉強が大変と感じてはいませんでした。小学4年生までは受験という意識もなくて、習い事の一つとして、スポーツと同じような感覚でした。やればやるほど成績が伸びるし、テストの順位によって教室の席が決まるのが励みになりました。
6年生の11月に受けた滝中学のプレ入試が予想よりも悪く、合格判定も悲しい結果になってしまったことです。今までの模試で1番悪いことにショックを受けて、テストの結果で初めて泣きました。それまでは調子がよかったので、とても焦りました。プレ入試の後にあった席替えでは、今までの席より後ろになってしまい悲しかったです。でも、逆にそれが私の負けず嫌いに火をつけてくれました。
それからはケアレスミスをなくすために、たくさん計算問題をやりました。宿題プリントもきちんと提出して、ミスを見直しました。分からないところは先生に積極的に質問して、弱点を洗い出して強化しました。その結果、その後の南女のプレ入試や最後のプレ中学入試では満足のいく結果が出ました。滝のプレ入試で結果が悪かったことは悲しかったけど、そのおかげで危機感を持つようになり、油断せずに頑張ることができたと思います。
Q.苦手対策や志望校対策はどのようにしていましたか?
私は算数が苦手で計算問題でのミスが多く、テストでも足を引っ張っていました。そこで、先生からもらった計算プリントを毎朝解くことを日課にしました。テキストも先生から「ここを解いてみて」と言ってもらった所を重点的に解きました。先生方はいつも丁寧に教えてくれて、私の弱点をどうしたら克服できるか一緒に考えてくれました。そのおかげで自分を客観的に見ることができました。
常に横にストップウォッチを置いて時間をはかり、過去問はその学校の時間配分通りに解くようにしました。時間の管理を意識して取り組んだことで問題を解くスピードもあがり、見直しの時間をしっかり確保できるようになりました。
それから、めざす位置をはじめから滝中とせずに、最難関の南山女子に合格することを目標にしました。滝に余裕を持って合格するにはそれ以上の学校に合格できる力がないと無理だと思ったからです。
Q.受験勉強をする中で楽しかったことはどんなことですか?
はじめは難しくて理解できなかったことが、勉強していくうちに理解できてわかるようになった時、「勉強って楽しいな、面白いな」と思いました。その喜びを味わいたくてどんどん次の課題に取り組みました。できたことを一つ一つ積み重ねたことが、成績アップにつながったと思います。
Q.名進研でよかったと思うことはどんなことですか?
名進研で良かったと思う所は、授業がとにかく楽しかったことです。ガチガチの厳しい授業ではなく、和やかな雰囲気で時には笑いもありました。ほぼ毎日塾に通っていたけど、嫌だと思うことなく、授業が終わると「面白かったー!楽しかったー!」と家に帰ってきました。
それから、名進研ではプレ中学入試を私立中学の校舎で受けることができるのもよかったです。中学の校舎で、本番の試験の雰囲気を感じながらテストを受けられました。また電車で移動して試験を受けに行く練習ができたことも良かったです。1年前から毎月練習できたことで、入試本番のイメージをしっかり作ることができました。
Q.入試本番や合格発表のときはどんな気持ちでしたか?
入試本番は、南山女子も滝中学も緊張しませんでした。南山女子が先に合格していたので、滝中学は余裕を持って受けることができました。それでも、滝中学の合格発表の時はさすがにドキドキしました。母と2人でスマホの画面を開いたら合格の文字があって、「やったぁ!合格だぁ!」と叫びました。先生方には合格通知を持って挨拶にいきました。「やったねー!おめでとうー!」と笑顔で声をかけていただけたので嬉しかったです。
Q.中学校での目標や、将来の夢があれば教えてください
中学校に入ったら、まず友達づくりを頑張りたいです。滝ではいろんな地域から来ているので、気の合う友人と出会い仲良くなれたら良いなと思っています。部活もいろいろ見学して、自分に合いそうなところに入りたいと思います。また受験で中断していた英会話のレッスンも再開したので、学校の勉強や部活と両立させる事もがんばりたいです。
ご両親:テストが終わる度に名進研の先生から電話があり、頑張ったところや弱点など細かくアドバイスをいただきました。子どもは先生に相談しながら自分で計画を立てて勉強し、授業のたびに「楽しかった!」と帰ってきました。そのため親としては余計な口出しをせず、名進研を信頼してお任せしていました。中学校では勉強が難しくなりますが、今までどおりに努力を続けながら、友達をつくって学校生活を楽しんでもらえればと思います。
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