肩の力を適度に抜こう!
受験生活について
算数0点、合格判定 20 %以下でも
全て見直すこと
合格までの道
メリハリをつけた学習を
うれしかった中学受験
幸せ者のささやき
難関校受験をサポートした父の体験談 ~息子と苦楽を共にした三年~
東海中学校合格者メッセージ

[入学前、入学後の印象の違い]
・ 他の私立中に比べると宿題はほぼ無いと聞いていたが、1年の1学期が終わった現時点では、普通に宿題は出されていたし、夏休みの宿題もとても多い。
・ 中高一貫でも、高校生との関わりは少ないかなと思っていたが、部活や水練会、校内で迷子になった時など、声をかけてもらえたし、話しやすい。
・ 全く泳げないので水練会が嫌で、東海中を受験校から外していたくらいだったが、先日実際に参加したところ、とても楽しい2泊3日だった。水練会までのプールの授業の方が苦痛だったし、東海中のプールの方が海よりも深かった。泳力別に3つに分かれるので、他のグループのことは詳しくは分からないが、自分がいた泳力が一番低いグループは、余裕で足がつく海岸近く沿いを泳いだ。水練会中は1日に2回、海に入るのだが、気温や風の強さで、午前の部が中止になったり、時間が短くなったりしたので、数メートルすら泳げない自分でも、無理なく水練会に参加できたし、むしろ楽しめたくらいだった。同じく泳げない受験生がいたら、安心して東海中を受験してほしい。
[授業の進め方]
・ 科目数が多く、プリント中心の授業が多い。授業の進みは速いと思う。1学期の中間テストの範囲も、入学1か月後にしては広く感じた。
・ 先生の個性が強い。授業の内容とは異なる話をし続けたり、隕石や標本等の実物を授業の度に見せてくれたり、先生が好きな漫画やアニメの話をしてくれたり、すべてをうまくは伝えきれないが、なんともクセが強い先生たちだと思う。
[部活について]
・ 部活の数が、パンフレットに掲載されている分だけで43もある。活動休止中の部活もあるようだが、それを踏まえても、ものすごく多いと思う。なのに、入学して2週間くらいで入部を決めることになるので、毎日見学してまわった。運動部は入部希望者向けに説明会があって、入部するには参加しないといけない。自分は文化部を中心に14ほど見学してまわったが、結局ひとつに決められず兼部することにした。見学した部活はどこも雰囲気が良く楽しそうで、先輩たちも優しかった。
[入学して分かった東海中の魅力]
・とにかく授業が面白くて楽しい。
・ 図書館に本がたくさん揃っていて、通うのが楽しい。1回3冊、1週間貸出可。夏休みは5冊貸出可で、夏休み中も休館日以外は開放されている。
・ 1クラス40人いて、とても賑やかしい。昼休みは教室や廊下で、カードゲームや消しピンのほか、鬼ごっこや卓球、野球をしている。早朝にグラウンドに集まってドッジボールで遊んでいる子たちもいる。小学校以上に自由すぎる休み時間だ。
東海中学校合格者メッセージ

この春、息子が進学した東海中学について、息子が話してくれることや親である私から見た印象についてご紹介いたします。
[学校生活]
入学前は、男子だけが40人いるクラスなんて揉め事が頻繁に起こるのでは?と勝手に心配しておりましたが、想像以上に平和で、賑やかでありつつも平和な雰囲気の日常です。入学して早々に開催される球技大会や、夏休み中の水練会などを通して、個性豊かなクラスメイトが、日を追うごとに結束を深めているようで、週末はクラスメイトと大人数で遊びに行っています。
また、先生の指導は、基本的に子供たちの自主性を尊重して下さる一方で、肝心な保護者への連絡等はメールなどでしっかりとフォローされており(プリントの配付などで子供たちを信頼しすぎない)、親としてはその絶妙な匙加減に全幅の信頼を置いています。
[部活動]
息子が所属している運動部は、先輩たちとの上下関係もゆるやかで、和気あいあいと活動しています。1年生の1学期は学校生活に慣れるため活動時間も短めに設定されたり、夏季休暇中の活動は暑さを考慮して午前中のみの活動だったり、生徒の体調などが細やかに配慮されています。
[授業の進め方]
少し速めの進度かとは思いますが、1年生の間は質・量ともに無理の無い進み方です。多くの先生が、生徒の探究心を膨らませるような授業をしてくださるので、息子も楽しみながら学べています。また、これは入学後に意外だったことですが、生徒に対してはもちろん、保護者に対しても、折に触れて先生方が「今の段階で、成績で一喜一憂する必要は全く無い」ということを伝えられます。親として成績偏重に視野を狭めてしまいがちなだけに、学校の大らかな姿勢に、反省する機会をもらっています。
[最後に]
簡単に、東海中学についてご紹介させていただきましたが、生徒の主体性を最優先する方針や、先生の細やかなご配慮など、受験を頑張った先にこの学校があって良かったと心から思える日々です。
受験生の皆さんは、辛いこと、我慢することの多い日々かとは思いますが、今の精一杯の頑張りは決して無駄にはなりません。
皆さんにとって、実り多い中学受験になることを心からお祈りしております。
東海中学校合格者メッセージ

我が家は父親も母親も公立学校へ通っていたため、息子が中学受験をする予定は全くありませんでした。たまたま見かけた塾の模試と体験授業をきっかけに、息子の希望で家族皆がよく分からないままスタートすることとなりました。
4年生では「あのね、テスト勉強ってするものなんだよ」と、先生から助言をもらわないといけないくらいでしたが、Sクラス (現αクラス)への切符を手にし、先生にも後押しされ進むことにしました。家族はとても大変な思いもしながら、彼自身は周りの友達や先生方に助けていただきながら、最後は志望校への入学の希望を叶えることができました。
息子はSクラス在籍中からほぼ後ろの席でした。入学後も熱心に予習や復習をすることはなく、親として初めは不安ばかり……。
しかし、通い始めて数か月、公立学校で育った私には知らない世界をどんどん広げている息子を見ていて、受験も終わり、念願の学校に通っているのだから、息子の好きなことを見守っていこうと思うようになりました。周囲の友達や先輩方も多種多才で、様々な刺激を受け、とても楽しそうに日々忙しくしています。
通塾中5~6年生では何度も親子喧嘩のようになったり、家族皆が振り回され、息子を支える自信がなくなったりと、何度も何度も、親である私が受験なんてやめてしまいたいと思いました。先生方にも精神的に助けていただき、本当にお世話になりました。
今の生き生きした息子をみていると、中学受験を最後までやりきって良かったと心から思っています。
受験中は苦しいこともあると思います。制限されて辛いこともあると思います。しかし、その先の未来を信じて最後までやりきる経験は、その後の大きな力になります。
ただ、無理はしないことが大切です。試験は冬です。息子は第一志望校の試験の1週間前に、発熱や嘔吐、食欲不振で寝込むことになりました。悩みましたが、授業も休み、ひたすら回復に専念し当日を迎えました。身体が一番大切です。これからもキラキラ輝く息子の姿が見られるように、見守っていきたいと思います。