「過去問を徹底的にやって、傾向をつかみました」
Q.東海中学を目指した時期と理由を教えてください
父が東海出身で、水練会の話を聞いたりしていました。「一生の友達ができるよ」と言われて、自分も東海にあこがれるようになりました。小学校低学年の頃にはすでに志望していたと思います。5年生のときに、東海で国語の体験授業を受けました。国語だけど歴史のことも知ることができて、とても面白かったです。東海はとても自由な雰囲気で、自分のやりたいことができそうだと思いました。
Q.苦手対策や志望校対策はどのようにしていましたか?
東海の算数が難しかったです。過去問をやったとき、時間内に解ききれなくて、なかなか点が取れませんでした。入試直前のプレ中も成績がふるわずショックを受けましたが、先生と練習して効率よく得点する方法を教えてもらいました。先生が「やれる問題からやる」「できるものはしっかりとる」など、アドバイスをくれました。10年分以上の過去問を解きまくったら、だんだん傾向がわかるようになり、“絶対に落としてはいけない問題”を見分けられるようになりました。また、最初に「〇点はとろう」などの目標を決めてから問題を解くと、集中力が高まって効果的でした。
国語の成績が不安定で、説明文の問題が苦手でした。重要な文章に線を引いて何を問われているのかを明確にすると、解きやすくなりました。また過去問は先生に添削してもらい、アドバイスを受けました。入試直前には「理科・社会はできるだけ高得点を狙う」など、教科ごとの点数配分も考えました。国語は問題文によって得点に波があるので、漢字と語句の問題を絶対に落とさないようにしました。漢字と語句はテキストを繰り返して徹底的に覚えました。
Q.受験勉強をする中で楽しかったことはどんなことですか?
授業で習ったことが、本で読んだ知識とつながるのが楽しかったです。僕は本を読むのが好きです。恐竜の図鑑とか歴史の話とか物語とか、なんでも読んでいます。また修学旅行で京都・奈良に行ったときに地図帳で場所を調べると、歴史と地理の勉強になりました。受験勉強で新しいことを知るのが楽しかったです。それから、新しい問題を解いたり、今まで疑問に思っていたことが分かったときにうれしさを感じました。
Q.受験勉強で大変だったこと、つらかったことをどのように乗り越えましたか?
理科や社会は覚えることが多く、詳しい知識まで覚えることが大変でした。先生のアドバイスで、事柄を「点」ではなく、点と点をつないで「線」にして理解するようにしました。たとえば歴史上の事件は言葉だけで覚えるのではなく、関わった人物や場所を結びつけて理解するなど、それぞれの事柄を結びつけてまるごと理解すると覚えやすくなりました。歴史漫画や伝記も、授業で覚えた知識とつながって理解しやすかったです。学校から帰ったら、すぐに名進研の宿題をやることを日課にしていました。宿題が多いので大変ですが、それだけで受験に必要な力が身につきました。
ゲームをしたいときは「1時間勉強したら15分ゲームする」と時間を決めて遊びました。また勉強で煮詰まったときは、友達と公園で遊んでリフレッシュしました。朝は5時半に起きて、計算問題を解きました。目が覚めるし計算力もついて一石二鳥です。夜は10時半に寝て睡眠時間をしっかり確保しました。
Q.名進研でよかったと思うことはどんなことですか?
先生が、東海中学の傾向をしっかりつかんでいることです。クラスの中でトップをめざしたいと思って頑張りました。家から近くて通いやすかったのもよかったです。印象に残っているのは、東海中の算数攻略講座です。1日中、東海中の算数だけを解き続けました。すごく大変だったけど力がついたと思います。
Q.合格発表のときのことを教えてください
小学校から帰って、お母さんと一緒にネットで合格発表を見ました。ちょっとドキドキしました。お母さんは大喜びで叫んでいました。お兄ちゃんが「おまえ、やるなあ」と言ってくれたのが、うれしかったです。6年生の工作で、将来の夢を紙粘土でつくったとき、東海中の制服を着た自分をつくりました。夢が実現してうれしかったです。
Q.中学校での目標や、将来の夢があれば教えてください
僕は武道に興味があるので、弓道部に入りたいと思っています。なぜなら弓道で強めた集中力は、勉強にも使えるからです。勉強と部活と趣味を両立できるようにしたいです。
将来の夢は、研究者になることです。医師になって人の役に立つ研究がしたいです。歴史や恐竜にも興味があるので、考古学者もいいなと思います。中学ではたくさん勉強して、自分の好きな分野を見つけたいと思います。
お母さま:名進研はサポートが丁寧で、困ったことや悩みごとにもすぐ対応してくださるのがありがたかったです。子どもはもともとマイペースで自由奔放な性格だったのですが、中学受験では驚くほどの我慢強さを見せてくれました。私が不在のときも自分でスケジュールを管理し、常にコツコツ勉強を続ける様子に成長を感じました。中学校では友達を作って学校生活を楽しみ、いろいろなことにチャレンジしてほしいと思います。
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