ページトップ
フキダシ

愛知県 公立高校
2024年度 入試情報・偏差値・
受験対策・合格実績

コンパス ノート・筆 地球儀 三角定規 分度器 バスケットボール フラスコ

愛知県 公立高校[一般選抜]
2024年度 入試情報

定員 31,417名共学校
入試日程 2月22日(木) 学力検査
2月26日(月)・27日(火) 面接(実施校のみ)
出願手続き 2月6日(火)〜14日(水)
入試科目
時間/配点
国語 45分/22点
数学 45分/22点
社会 45分/22点
理科 45分/22点
英語 50分/22点
面接の有無 あり(実施校のみ)
調査書の提出 あり
校内順位の決定方法 以下に示す評定得点と学力検査合計得点を使い、各高校があらかじめ選択するⅠ~Ⅴの「校内順位の決定方式」によって得られた数値を基礎資料として総合的に行う。

・評定得点:調査書の評定合計(最高45)を2倍にした数値で、最高は90点
・学力検査合計点数:最高は110点(22点×5教科)

Ⅰ: 評定得点+学力検査合計得点
Ⅱ:(評定得点×1.5)+学力検査合計得点
Ⅲ: 評定得点+(学力検査合計得点×1.5)
Ⅳ:(評定得点×2)+学力検査合計得点
Ⅴ: 評定得点+(学力検査合計得点×2)
入学検定料 2,200円
合格発表日 3月8日(金)

愛知県 公立高校[一般選抜]
2024年度 入試対策

国語

愛知県では2023年より公立高校入試において「マークシート方式」が導入されました。傍線部の内容や段落の要旨についての「記述問題」の出題はなくなりましたが、抽象的な文章を読解する力や段落の役割・つながりを意識して読む力は変わらず求められています。
また、参考文・要約文を含む問題や選択肢が3行以上に及ぶ問題が複数出題されたり、古典では例年よりも現代語訳が多めに与えられたりするなど、受検者に対して与えられる情報量が増加しました。これらは2021年より開始された「大学入学共通テスト」の出題傾向や身の回りの情報量が増え、取捨選択し活用する力が今以上に求められる今後の社会の動向を反映したものといえるでしょう。

数学

2023年から愛知県公立高校入試がマークシート形式となりました。また、2022 年までA、B グループに分かれて2回の試験がありましたが、今年から1 回のみの試験となりました。検査時間45分、22点満点、数学の問題数は19問(うち配点が2点の問題が3 問)という点は2017 年から2022 年までと同様でした。2点問題は、大問2の「データの活用」、「証明」、「関数の利用」の3問で、この点も過去の傾向に沿っていました。ただし、2022年までと違い、試験中はどの問題が2点配点なのかは分からないようになりました。
マークシート形式となり、大きく変化したのは大問1、2です。2022年までと違い選択肢から正答を選ぶ形式となり、以前と同じタイプの問題であっても正答率が上昇したと予想されます。また、大問3には選択肢はありませんが、□にあてはまる数を入れていく形式のため、それが問題を解くヒントになっているものもありました。
全体的な問題の傾向としては、2021年度施行の学習指導要領で新しく追加された中2の学習単元の「箱ひげ図」が、初めて出題されました。また、近年「関数の利用」に身近な題材を取り入れたものが出題される傾向にありましたが、2023年は以前からある比較的オーソドックスな出題に戻りました。

社会

愛知県公立高校入試は、今年度よりA グループ・B グループに分けず1回のみの試験となり、マークシートによる解答方式が導入されました。社会の問題数は、大問5問構成で、大問1・2が歴史で7問、大問3・4が地理で7問、大問5が公民で6問の20問でした。
問題構成・問題数においては、昨年度までの入試問題と比べて、ほぼ同じで大きな変化は見られませんでしたが、マークシートの導入にともない、文や用語を書いて解答する問題が無くなってすべて記号選択問題となりました。そのうち、2つ以上の記号選択を「完答」する解答形式が大幅に増加し、全20問中10問と半分を占めました。出題内容については、昨年度と同様に初見の資料や図版、複数の資料や文章を正確に読み取って解答を導く問題が中心でしたが、新傾向として、文章の空欄補充問題において、空欄にあてはまる正しい語句や文章を選択肢から1つずつ選ぶ形式が多く見られました。また、歴史では、できごとの背景や流れを問う問題が多く出題されました。
複数の資料や文章を読み取る技術・処理能力が求められるため、これまで通り、社会では正しい知識を確実に身につけるとともに、正しく「資料や文章を読み取る力」を身につけることも必要です。

理科

愛知県の公立高校入試問題では、例年理科の平均点が最も低い傾向にあります。過去5年間の受験者の平均得点率を科目別でみると、国語(64.1%)、数学(52.6%)、英語(52.0%)、理科(47.0%)、社会(56.5%)となっていて、理科は5科目の中で最も得点しにくい科目であったといえるでしょう。ただし、2023年の入試からは解答形式が全科目マークシートに変更されています。その結果、理科では毎年出題されていたグラフの作図問題や、語句や化学式を書かせる問題、記述問題の出題がなくなりました。また、出題内容を見ても、初めて見るような難解な問題ではなく、学校の教科書で扱われているような一般的なテーマの出題が多かったです。愛知県の公立高校の過去問で準備してきた受験生にとっては、少し解き易く感じたのではないでしょうか。おそらく理科の平均点は上昇すると予想していますが、他科目でも、解答形式の変更に伴って出題内容に変化が起きているため、2023年の入試では科目間の得点バランスが大きく変化する可能性があります。
では、次に2023年の理科の問題の特徴を見ていきましょう。解答形式がマーク式にはなりましたが、問題構成の点での変更は全くありませんでした。具体的には、大問数は例年通り6題で、大問の1と6は一問一答形式の小問が2つずつ出題されています。したがって、大問の1と6で合計4つの小問が出題されることになりますが、その内訳は物理・化学・生物・地学が1問ずつバランスよく出題されています。残りの大問2~5までは、生物・化学・物理・地学の順番に大問が設定されていて、それぞれ小問が4つずつ出題されています。全てを合わせると、物理・化学・生物・地学の分野ごとにそれぞれ5問の小問が出題され、問題数の合計は20問となります。そのうち18 問は配点が1点の問題、やや難度が高いと考えられる2問は配点が2点の問題となっていて、合計22点満点となっていることも例年通りでした。
出題内容の特徴としては,実験結果やで与えられたデータに基づいて,その場で考察する必要がある問題の出題が多いです。2023年の入試においても,知識を持っているだけで正解できる問題が22点中9点(40.9%)なのに対して、実験結果や与えられた条件をその場で確認して解答する必要がある問題は、22点中13点(59.1%)となっています。実験内容が出題される場合には,その条件や測定データなどが必ず記載されています。それらの状況を正しく把握して考えないと正解にたどり着くことはできません。教科書の知識は大切ですが,それだけでなく,その場で与えられた状況を素早く理解して解答する対応力の高さが理科で高得点を取るために必要な力といえるでしょう。

英語

マークシート方式に変わった今年の入試問題は、出題形式が変化しただけでなく、これまでの入試に比べて単語や文の意味を推測する力や文章解釈力が問われる問題に変わりました。また、それらの力を使って文章を読むには、単語や文法の知識を自在に使いこなせるようになる必要があります。
読解問題の文章には学校の授業で扱われることが少ない難度の高い単語や、その1文のみでは意味がつかみにくい表現も含まれていました。文章の題材も二酸化炭素(carbon dioxide)、酸素(oxygen)、工業(industry)など、環境問題についての日本語の文章ではよく見るが英語としては難しい語句を使ったトピックが扱われています。日ごろから社会問題や、科学、文化等に関するトピックの英文を読み、知らない単語や表現が出てきても前後の話の流れや単語から推測できるような「解釈する練習」が必要です。また、段落ごとの内容を要約したり、同意の言い換え表現を選択したりするような問題が多くなっているのも特徴的な変化です。表や図を使った問題も増えているのは、大学入試共通テストなどが意識されていると考えられます。このような出題傾向の変化は公立高校だけではなく、私立高校の入試でも見られます。
学校教科書をベースとして、トピックに関係する単語・表現や基本的な文法の知識を用いて、段落ごとの内容をつかみ、根拠となる文を丁寧に和訳する。このような「推測力」と「文章解釈力」を育むための読解演習が必要です。

愛知県 公立高校[一般選抜]
2023年度 入試結果

定員・合格者数・倍率

募集定員 志願総数 志願者実数 実質倍率
32,002名 59,129名 32,996名 1.03倍

愛知県 公立高校
学費

●入学金  5,650円
●授業料  年間118,800円
※全日制課程の場合

愛知県 公立高校
合格体験記

直前期にやるべき全て

こんにちは。僕からは公立入試直前に、点数を底上げする方法を教科別に伝授します。僕はこの対策を実践して、少し低めの内申41から旭丘に合格しました。

内申点がとれないから当日点で挽回したい方、合格ラインギリギリであと3、4点とりたい方、ぜひご覧ください。

〈全教科共通〉
これは対策とは少し違いますが、公立志望なら私立の受験等、余程のことがない限りは最低でも一校、マークシート形式での高校を受験することをお勧めします。例えば、名城大学附属高校や清林館高校、中京大学附属中京高校など多数ありますが、名城は特に難易度が公立と似ており、お勧めです。また、マークシート用に消しやすいちゃんとした消しゴムを使いましょう。消し跡が残ると書いたという判定になる可能性があります(僕は模試でこれをやらかして以来、とある消しゴムを信用し、確実に消すようにしました)。

ここからは入試十日前以降にやるべき対策を紹介します。

〈国語〉
国語は古文を重点的にやりましょう。これは後に校舎の先生にも言われると思いますが、「古文と英語の長文は問題を先に読む」。これに尽きます。本文を読まず問題文、特に選択肢を先に読むことで少なからず概要を把握できます。古文で困っている人、是非やってみてください。

〈数学〉
まあ……昨年があまりにも難しかったので今年は簡単になるとは思いますが、だからこそ基礎固めと計算力の強化が必須です。直前は簡単な問題を解くのがベストです。大問1を落とさない勉強を心がけましょう。

〈社会〉
社会は直前に用語を覚えて間に合う教科ではないので、用語は一か月前までに覚えてラストは問題演習をしましょう。これを勧める理由はもう一つ、今年はおそらく昨年の揺り戻しで、社会が難しくなることが予想されるためです。

〈理科〉
反対に理科は案外、直前暗記でもなんとかなるし、今年が簡単そうなので、(勉強の積み重ねがあれば)あまり心配はいらないと思います。

〈英語〉
「問題演習→単語覚える」この繰り返しです。今年の最難関教科になる可能性が高いので、要注意です。

これを読んでいる皆様、ぜひ合格して、名進研の合格実績を作りましょう‼まあ最後は自分を信じて‼頑張ってください‼

当たり前のことを忘れない

こんにちは。春から明和高校に通うものです。勉強方法のアドバイスについて書きたいと思います。

●入試に関する勉強方法
まず自分に合った勉強の空間を探すのが大切だと思います。自分の場合は、音楽(歌詞がない曲)を聴きながら勉強していましたが、人によって自習室で勉強した方がいいとか、周りに人がいると集中できないなど、異なると思うので、いろいろなことを試して自分が集中しやすい環境を探すといいと思います。

次に基礎を固める時期について。それをやるのは夏休みがいいと思います。夏休みの頃は受験に対してピンときてない人も少なからずいると思います(自分もそうだった)。名進研の先生は夏休みが一番大切な時期と言っていたので、中一の頃からの社会・理科のテキスト類をやってみると、内容を忘れているものがちらほらあったので、この時期に解き直すのは大切だと思います。

●定期テストの勉強について
二学期の期末テストになると入試が近いこともあって、実技教科の勉強が疎かになるかもしれませんが、内申点に関係するので隙間時間を使って勉強しましょう。主要五教科の勉強法を各教科ごとに並べると、数学はいろいろな問題を解きまくって解くことに慣れて、見直しにかけられる時間を増やしましょう。国語は過去問を見て、記述問題のパターンと答えを部分的に暗記するといいと思います。理科は化学・地学は暗記である程度いいのですが、物理は工夫しないと答えが求められないものもあるので、過去問で分からないところを極力残さないようにして試験に臨んでください。社会の資料の読み取り問題は、高校入試でも役立つので定期テスト勉強でその力を養ってください。英語は暗記です。文法や単語を暗記して英作文の問題などに対応してください。長文の問題は文章に合うものを選べ、というものと並行して本文を読むといいと思います。

自分の体験談としては最後の全県模試では明和高校の合格率が40%くらいでしたが、こうしてこの学校に通うことができているので、諦めないこと・努力することは大切だと思います。これは当たり前かもしれませんが、当たり前のことを忘れがちになるのが受験前だと思うので、このことを頭の隅に留めていて欲しいです。

これを読んでいる人に合格発表の日に春が来ることを願っています。

最後に名進研の先生へ。志望の高校に連れて行ってくれてありがとうございました。

全てはゴールの笑顔のために

こんにちは。春から第一志望校である一宮高校に通う者です。皆さんが自分の志望校に合格できるように少しでも役に立てたらと思い、合格体験記を綴ります。

まず、勉強方法については「大切なのは復習」です。私が自分自身、学力が一番伸びた時期は『公立受験直前の一ヵ月前から』だと思っています。理由は、復習に力を入れたからです。自分の苦手な単元・テーマを中心に「量より質」を意識して勉強しました。いろいろな問題にふれるのも大事ですが、ミスしたなら、そのままにしてしまってはもったいないです。それをこれからの自分に生かす方が絶対良いはずです。私はこれで伸びました。

次に、内申のとり方です。私は内申45を何度もとったことがあります。大切なのは、やはり提出物や感想プリントです。提出物は期日までに出すことに加え、ふせんにメモしたものを先生の目の留まるように貼ったり、マーカーで印をつけたりします。先生に「私は頑張ってますよ‼」と伝えるつもりで。感想プリントは疑問を書くだけではなく、それを調べましょう。そして「調べた」という証拠を残します。とにかく、頑張りをアピールしてください‼きっと先生に伝わります。

次に、受験生の生活についてです。受験生に夜ふかしは敵です。しっかり寝ることが大切です。また、自習室を使うことをオススメします。家で集中できなくなったり、勉強に気乗りしなくなったときにはぜひ使ってほしいです。他の子も頑張っていると自分のやる気も出ますし、他人のいる中で自分のペースをつかむ、つまり受験会場のように、他人がいる中で勉強する練習になります。

受験は挑み方次第で結果が左右されます。自分を最大限伸ばせるようなやり方を見つけ、合格を勝ちとってください。受験生は大変だけど、後悔のないように一日一日を大切に頑張ってください。

最後に室長の言葉をお借りします。

「全てはゴールの笑顔のために、笑って名進研を卒業しよう。」